《グリーシャ軍曹をめぐる争い》(読み)ぐりーしゃぐんそうをめぐるあらそい

世界大百科事典(旧版)内の《グリーシャ軍曹をめぐる争い》の言及

【ツワイク】より

…第1次大戦を工兵として,また東部司令部付き通信員として体験。ロシア兵捕虜を人違いとわかりつつ軍の権威のために処刑した事件を扱う小説《グリーシャ軍曹をめぐる争い》(1927)が国際的反響をよぶ(1929年アメリカで映画化)。さらに《1914年の若い女》(1931),《ベルダンでの教育》(1935),《ある王の即位》(1937),《砲火とだえて》(1954),《機は熟す》(1957),《氷が砕ける》(未完)と生涯書き続けたこの連作(《白人の大戦争》と総称)は,第1次大戦についての〈百科事典〉と呼ばれたほど,多面的に戦争を分析した大規模な作品である。…

※「《グリーシャ軍曹をめぐる争い》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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