世界大百科事典(旧版)内の《ゲルマン法の起源について》の言及
【コンリング】より
…業績は膨大で多方面にわたる。《ゲルマン法の起源について》(1643)により,ローマ法の継受に関するいわゆる〈ロタール伝説〉を打破し,ゲルマン法(ドイツ固有法)にローマ法と同等の地位を付与することによって,ドイツ法史の研究に端緒を開いた。国法,政治学の領域では,アルトゥジウスの人民主権論を批判し,君主主権(ただし新教徒の立場から皇帝ではなく領邦君主の主権)を主張。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」