《コサック》(読み)こさっく

世界大百科事典(旧版)内の《コサック》の言及

【トルストイ】より

…〈一般的傾向〉を自分の自立性をおびやかすものと考え,それに抵抗することを自分の行動様式とした。 カザン大学を中退し,農地経営に没頭するが,不首尾に終わると一転して,原始的でルソー的理想を実現しているかに見えるコサックのもとで軍人生活を送り,クリミア戦争(1853‐56)に従軍,その戦争記録《セバストポリ物語》(1855‐56)で国家的栄誉を得る。2度西ヨーロッパに旅行するが,文明の〈悪〉を実感,ついでルソー風の,〈自然〉に基づいた農民教育の仕事に力を注ぐ。…

※「《コサック》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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