《ジャーゲン》(読み)じゃーげん

世界大百科事典(旧版)内の《ジャーゲン》の言及

【キャベル】より

…それが力となって全18巻のファンタジー的架空年代記《マニュエル伝》を著した。その中の一巻《ジャーゲン》(1919)は発売当初みだらな書物として発売禁止となり,キャベルの名を広く世に知らしめた。中世の架空の国を舞台に,もと詩人で今は質屋のジャーゲンが,ある日ふとしたことで悪魔に同情を示し,悪魔はお礼として恐妻家ジャーゲンの妻の存在を消してくれ,ジャーゲンは1年間夢の女性遍歴に出るが,結局は悪魔に頼んでもとの妻を返してもらうというロマンスである。…

※「《ジャーゲン》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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