《チベット大蔵経》(読み)ちべっとだいぞうきょう

世界大百科事典(旧版)内の《チベット大蔵経》の言及

【チベット語】より

…その書写チベット語は,書写された時期,地域により多少の差異があり,つづり字にも不統一が見られるが,それによって当時の口語の状態を推定することができる。9世紀にはいり,主として仏典の翻訳を整備するため,正書法(つづり字法)を定め,サンスクリットの形態に従って訳語を定め,翻訳仏典の集大成《チベット大蔵経》の主要部分が成立した。いわば制定された,《大蔵経》のチベット語文語を〈古典チベット語〉という。…

※「《チベット大蔵経》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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