《ドゥイノの悲歌》(読み)どぅいののひか

世界大百科事典内の《ドゥイノの悲歌》の言及

【リルケ】より

… 後期のリルケは生の不安を存在の問題としてとらえ直し,生と死を貫く〈開かれた〉存在空間を想定して無常の生の超克をはかる。《ドゥイノの悲歌Duineser Elegien》(1923)と《オルフォイスによせるソネット集》(1923)はさまざまな形象を駆使してその存在空間を顕在化することに向けられるが,その形象が逆に生のむなしさを露(あらわ)にすることもあり,そこから詩的緊張が生まれる。悲歌,ソネットという古来の詩形式を壊しながら蘇生させている点も注目に値する。…

※「《ドゥイノの悲歌》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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