《フランス革命の政治史》(読み)ふらんすかくめいのせいじし

世界大百科事典(旧版)内の《フランス革命の政治史》の言及

【オーラール】より

…1886年,パリ大学(ソルボンヌ)にフランス革命史講座が設置されたとき,その初代担当教授となり,多くの史料集や著作を刊行した。その主著は《フランス革命の政治史L’histoire politique de la Révolution française》(1901)で,フランス革命を1789年の人権宣言の原理の実現過程として理解しようとした。すなわち,彼によれば,人権宣言の二大原理は権利の平等と国民主権であり,権利の平等の論理的帰結は民主主義,国民主権の論理的帰結は共和制であるから,フランス革命は民主主義と共和制の起源および展開の過程である。…

※「《フランス革命の政治史》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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