《ペーシェンス》(読み)ぺーしぇんす

世界大百科事典(旧版)内の《ペーシェンス》の言及

【ワイルド】より

…卒業後ロンドンに出て社交界の人気者となり,芸術至上主義を身をもって実践する才人として,多くの若者のあこがれの的であったが,逆にそのきざな言動は嘲笑の的にもなった。W.S.ギルバート作詞,A.S.サリバン作曲の喜歌劇《ペーシェンス》(1881)の中で,ワイルドは徹底的に戯画化されている。私生活では,クイーンズベリー侯爵の息子アルフレッド・ダグラスと同性愛の関係を結んだが,これが表ざたとなり2年間レディング監獄に収容された。…

※「《ペーシェンス》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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