《ボストンの人々》(読み)ぼすとんのひとびと

世界大百科事典(旧版)内の《ボストンの人々》の言及

【ジェームズ】より

…全知の作者の地位を放棄して,作中人物の一人の視点を通して小説世界を構築する手法である。第2期は〈国際状況〉以外のテーマなどを開拓した過渡期で,まず,作者が〈アメリカのバルザック〉を志して社会を描こうとした《ボストンの人々》《カサマシマ公爵夫人》(ともに1886)がある。劇作も試みたが,《ガイ・ダンビル》(1895)は観客の罵倒を浴びた。…

※「《ボストンの人々》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android