《メルキュール・ド・フランス》(読み)めるきゅーるどふらんす

世界大百科事典(旧版)内の《メルキュール・ド・フランス》の言及

【グールモン】より

…はじめパリのビブリオテーク・ナシヨナルに勤めたが,筆禍事件を起こして1891年辞職。以後は前年に創設に参加した《メルキュール・ド・フランス》誌を主要舞台として文筆に専念。若い頃,狼瘡で醜い顔の持主となったのを恥じて,ほとんど外出せず本に埋もれて暮らした。…

【雑誌】より

…これらはいずれも,17世紀の知識人たちが学問への意欲を語り,その成果を同好の士に知らせようとするものだった。72年には知識人の〈たのしみ〉のための雑誌《メルキュール・ギャランMercure Galant》(のち1714年に《メルキュール・ド・フランスMercure de France》と改題)が創刊された。作家ジャン・ドノー・ド・ビセJean Donneau de Viséが法廷ニュースや小話や小詩片を編集したこの雑誌のあとを追って,数年のうちにドイツ,イギリスなどに同種の雑誌が続いた。…

※「《メルキュール・ド・フランス》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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