《ヨーロッパ人》(読み)よーろっぱじん

世界大百科事典(旧版)内の《ヨーロッパ人》の言及

【キレエフスキー兄弟】より

…30年にドイツ遊学,シェリング,ヘーゲルらと交遊。32年に雑誌《ヨーロッパ人》を主宰して巻頭論文《19世紀》を書き,キリスト教世界としての西欧とロシアとの一体化を説いたが,この欧化主義を立憲主義と解釈した当局により,雑誌は2号をもって停刊,本人も蟄居(ちつきよ)を命ぜられた。しかし,その後思索を深め,《ホミャコーフに答えて》(1838)によりスラブ派の思想家として再登場,45年《モスクワ人》誌の編集に従事(1~3号)したが,再度政府の忌諱(きい)に触れ,引退した。…

※「《ヨーロッパ人》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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