《ロミオとジュリエット》(バレエ)(読み)ろみおとじゅりえっと

世界大百科事典(旧版)内の《ロミオとジュリエット》(バレエ)の言及

【ベジャール】より

…60年ブリュッセルのモネ劇場(1963年ベルギー国立劇場となる)の中に20世紀バレエ団を結成。《春の祭典》《ロミオとジュリエット》《ペトルーシカ》などの創作でバレエに演劇的要素を組み入れ,独自のスペクタクルを誕生させた。以後20世紀バレエ団は異色の集団バレエで国際的な反響を呼び起こした。…

【ラブロフスキー】より

…彼は従来のおとぎ話や説話を主題としたバレエにかわる劇的真実をもつ写実的舞踊劇の創造をめざした。40年プロコフィエフの《ロミオとジュリエット》を振付け,踊りとマイムの結合によって登場人物の性格と心理を描きわけ,巧みな群衆の処理によって壮大な舞踊劇を創造した。ラフマニノフの《パガニーニの主題による狂詩曲》を用いた1幕物《パガニーニ》(1960)も佳作に数えられ,また44年に振付けた《ジゼル》は古典を現代に生かしたもっともすぐれた改訂版とされている。…

※「《ロミオとジュリエット》(バレエ)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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