《ロンダ》(読み)ろんだ

世界大百科事典(旧版)内の《ロンダ》の言及

【カルダレリ】より

…1916年処女詩集《プロローグ》を刊行。19年ローマで,バッケリ,チェッキらとともに《ロンダ》誌(‐1923)を創刊。同誌を舞台に,第1次大戦直後の,非合理的・前衛的な文学傾向と,時の有力な文学雑誌《ボーチェ》の主流をなす思想優勢の潮流に反対して,古典の復興,文体の彫琢,とりわけレオパルディヘの回帰を唱え,〈新古典派〉と目された。…

【バッケリ】より

…生地ボローニャの,カルドゥッチ,パスコリが教鞭をとった大学で文学を修め,早熟な才能を示す。1919年,カルダレリチェッキらと《ロンダ》誌を創刊,同人でただひとり小説を進路とした。高い教養とモラリズム,巨視的な歴史観を骨格に,洗練された文体を駆使し,文学者としてバランスのとれた保守主義の立場をとった。…

※「《ロンダ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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