世界大百科事典(旧版)内の《三博士の参拝》の言及
【ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ】より
…1408年にベネチアに,14年にはブレシアに滞在し,壁画の仕事に従事していたことが記録されているが,作品は現存しない。この北イタリア旅行により,流行の国際ゴシック様式の影響を受け,23年にフィレンツェで祭壇画《三博士の参拝》を制作。この作品は宮廷絵巻を思わせるほどに,画面が,豪華な衣装に身を包んだみやびやかな人々や異国趣味的な珍しい動植物で埋め尽くされ,国際ゴシック様式の典型例となっている。…
※「《三博士の参拝》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」