《三条錫杖》(読み)さんじょうしゃくじょう

世界大百科事典(旧版)内の《三条錫杖》の言及

【錫杖】より

…法具の錫杖の徳を述べる内容で,数条から成り,各条ごとに始めの句を錫杖師が唱え,そのあとを全員で斉唱し,条末に錫杖を振り鳴らす。《三条錫杖》と《九条錫杖》とあり,前者の第一・二条は後者と同文で,第三条は後者の第九条と同内容の異文であるが,曲節は前者のほうが複雑である。四箇法要(しかほうよう)には《三条錫杖》を用い,法要の末尾の法楽には《九条錫杖》を用いるなど,用途にも違いがある。…

※「《三条錫杖》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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