《三民主義》(読み)さんみんしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内の《三民主義》の言及

【三民主義】より

…中国,孫文が唱えたブルジョア民主主義革命の思想。民族主義・民権主義・民生主義から成るので三民主義と総称される。1895年(光緒21)最初の武装蜂起失敗後,日本・欧米亡命中,特に96‐97年ロンドン滞在中に基本構想が作られ,1905年中国同盟会結成の際,その綱領として〈韃虜(だつりよ)(満州民族の清朝を指す)の駆除,中華の回復,民国の建立,地権の平均〉の〈四綱〉が掲げられ,孫文はこれを民族・民権・民生の三大主義と呼んだ。…

※「《三民主義》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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