《三河記》(読み)みかわき

世界大百科事典(旧版)内の《三河記》の言及

【三河物語】より

…また当時の口語が頻繁に使用されている点で,国語学上でも貴重な資料である。成立は1626年(寛永3)と考えられるが,《三河記》《大久保忠教自記》《大久保彦左衛門筆記》などの別称で早くから写本が広く流布した。一心太助の登場する実録《大久保武蔵鐙(むさしあぶみ)》は,内容的には本書とはまったく無関係であるが,そこに見られる彦左衛門像は,本書に示された彦左衛門の性格から由来したものである。…

※「《三河記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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