《世界革命運動の潮流》(読み)せかいかくめいうんどうのちょうりゅう

世界大百科事典(旧版)内の《世界革命運動の潮流》の言及

【幸徳秋水】より

…出獄後,渡米,ロシア社会革命党員らから普通選挙無用論やゼネスト論を鼓吹されるなどしてアナルコ・サンディカリスムに傾斜,06年6月岩佐作太郎らと社会革命党を組織する。帰国後の演説会で〈世界革命運動の潮流〉と題してゼネストによる直接行動論を主張し,その立場は07年2月の日刊《平民新聞》に発表した〈余が思想の変化〉においてより鮮明となり,日本社会党第2回大会における議会政策派の田添鉄二との論争に発展した。その後,堺,山川均らと金曜会を結成するほか,在京の中国の革命家張継や章炳麟らが反帝国主義・民族独立を旗印に結成した亜洲和親会で演説をするなどして交流した。…

※「《世界革命運動の潮流》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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