《中国古代社会研究》(読み)ちゅうごくこだいしゃかいけんきゅう

世界大百科事典(旧版)内の《中国古代社会研究》の言及

【郭沫若】より

…著作は,文学の創作と翻訳,研究,および甲骨金文,古代史の研究を中心にきわめて多方面に及ぶが,代表的なものに,文学方面では,詩集《女神》(1921),《星空》(1923),歴史劇《王昭君》(1925),《屈原》(1942),《蔡文姫》(1959),《武則天》(1960),自伝に《幼年時代》(1928),《創造十年》(1931),翻訳に《ファウスト》など,文学研究では《楚辞》と屈原関係や《李白と杜甫》(1971)などがそのロマンティストの面目をよく伝えている。考古・歴史方面では,唯物史観による初の中国古代研究の労作とされる《中国古代社会研究》(1931)や30年代の一連の甲骨金文研究の著作,《十批判書》(1944)など。死去に際し,27年の入党が公表された。…

※「《中国古代社会研究》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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