《五趣生死輪》(読み)ごしゅせいしろん

世界大百科事典(旧版)内の《五趣生死輪》の言及

【六道絵】より

…六道絵の原形はインドに求められる。それは五輻の車輪形の中に五道(地獄,餓鬼,畜生,人間,天上)の相を描き,輪廻の思想を示したもので,《五趣生死輪》と呼ばれ,アジャンター17窟に遺例を見る。この種の六道絵は西域をへて中国に達したと思われるが,遺品は少なく,記録の上では地獄変が多作されている。…

※「《五趣生死輪》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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