《五部作》(読み)ごぶさく

世界大百科事典(旧版)内の《五部作》の言及

【ハムサ】より

…中世イランの詩人ニザーミーによる長編叙事詩。神秘主義詩《マフザヌル・アスラール(秘密の宝庫)》,ロマンス叙事詩《ホスローとシーリーン》《ライラとマジュヌーン》《ハフト・パイカル(七王妃)》,英雄叙事詩《イスカンダル・ナーメ(アレクサンドロスの書)》の五部から構成され,《五部作》と訳されることもある。《ハムサ》は古来イランの画家たちが最も好んだ画題の一つで,フィルドゥーシーの《シャー・ナーメ》と同様,非常に多くの挿絵が描かれた。…

※「《五部作》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android