世界大百科事典(旧版)内の《俳諧合》の言及
【句合】より
…歌合と同じく,優れた方を勝ち,優劣が決められないときは持(じ)とし,判定の理由を判詞として書くのが一般であるが,これまた多様である。1656年(明暦2)の季吟判《俳諧合》が版本として最も古いが,発生は寛永(1624‐44)ごろまでさかのぼりうるかもしれない。貞門の立圃(りゆうほ),季吟らに多く,有名な芭蕉の《貝おほひ》(1672成立)も季吟の影響下に成った。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」