世界大百科事典(旧版)内の《全知識学の基礎》の言及
【知識学】より
…フィヒテが1794年から1813年にかけて執筆・講義した体系的論述の総称。従来《全知識学の基礎》(1794)を指す場合も多かったが,今日では研究の中心は変貌する〈知識学〉の全体的構造をとらえることに移っている。1794年の叙述と,97年の《知識学の新叙述の試み》(第1,第2序論が有名)では道徳界と自然界の関係を中心とし,1801年《知識学の叙述》では神があらゆる現存在の基礎として出現する。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」