《助六心中紙子姿》(読み)すけろくしんじゅうかみこすがた

世界大百科事典(旧版)内の《助六心中紙子姿》の言及

【揚巻∥総角】より

…宝永年間(1704‐11)以前,万屋助六という男となじみ心中したとも,助六の仇を討ってのち薙髪し尼となったとも伝えるがさだかでない。1706年(宝永3)11月,京の早雲座《助六心中紙子姿》,大坂の片岡仁左衛門座《京助六心中》で同時に舞台化され,09年ころに一中節《万屋助六道行》,また義太夫節《千日寺心中》が上演された。(2)江戸吉原三浦屋の遊女。…

※「《助六心中紙子姿》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android