《十六羅漢講式》(読み)じゅうろくらかんこうしき

世界大百科事典(旧版)内の《十六羅漢講式》の言及

【講式】より

…講式は平安時代にあらわれ,最澄に《薬師如来講式》があったと伝えられる。源信に《十楽講作法》《六道講式》(二十五三昧作法),真源に《順次往生講式》,覚鑁(かくばん)に《愛染王講式》,貞慶に《五段舎利講式》,明恵に《舎利講式》《遺跡講式》《涅槃講式》《十六羅漢講式》(以上四座講式),覚如に《報恩講式》などがある。 講式は読みくだし漢文の形で綴った叙事的な詞章に,語り物ふうの曲節が付されており,和讃とともに声明の代表的なものとされている。…

※「《十六羅漢講式》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android