《古典舞踊の基礎》(読み)こてんぶようのきそ

世界大百科事典(旧版)内の《古典舞踊の基礎》の言及

【ワガノワ】より

…1897年ペテルブルグ帝室劇場バレエ学校卒業後,1916年までマリインスキー劇場で踊り,21年母校の教師となり革命後の荒廃のなかからセミョーノワ,ウラノワら第一級の踊り手たちを輩出させた。彼女の舞踊理論をまとめた《古典舞踊の基礎》(1934)は,唯一の教則本として世界各地で版を重ねた。31‐37年キーロフ劇場(旧マリインスキー劇場)バレエ団(レニングラード・バレエ団)芸術監督をつとめ,《白鳥の湖》《エスメラルダ》の新演出を手がけたが,彼女の本領は教育にあり,その教授法はいわゆるロシア派の芸風を支える根幹として今日ロシア各地の舞踊教育機関の共通の財産となっている。…

※「《古典舞踊の基礎》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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