《和名本草》(読み)わみょうほんぞう

世界大百科事典(旧版)内の《和名本草》の言及

【本草和名】より

…大医博士深根輔仁(ふかねのすけひと)が醍醐天皇の勅命をうけて延喜年間(901‐923)に著した。《和名本草》《新抄本草》などの書名のほか,《輔仁本草(ほにんほんぞう)》の名もあった。当時の官医のテキストであった唐の《新修本草》を主体とし,その他の書籍に収載されている薬物の漢名に和名を当て,和産の有無,産地を注記してあり,平安前期の日本国内の動・植・鉱物名を知るうえに重要な資料となっている。…

※「《和名本草》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android