世界大百科事典(旧版)内の《国家と教会との関係》の言及
【グラッドストン】より
…同年,第1次選挙法改正後最初の選挙に保守党から当選,以後95年にいたるまで下院議員をつとめた。敬虔なキリスト教徒で,政治家としても生涯キリスト者の信念にもとづいて行動したが,とくに青年時代は,熱烈なトーリー国教主義者で,38年に《国家と教会との関係》を著し,国家と英国国教会の不可分性を力説した。また奴隷制廃止の問題においても,奴隷の即時的な解放には反対するなど,20代にいたるまでは,まったくのトーリー保守主義者であった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」