世界大百科事典(旧版)内の《国家独占資本主義》の言及
【マルクス経済学】より
…その後,このような方法にもとづく理論的および実証的研究がきわめて多数発表されてきた。とりわけ,宇野自身によっては十分に体系化されなかった現状分析について,大内力(1918‐ )の《国家独占資本主義》(1970)が著され,その内容が精密化され,方法論そのものについても一定の前進がみられた。しかし,最現代の資本主義分析(世界と日本の双方)については,必ずしもまだ十分な成果があげられていないのが現状である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」