《土地と自由》(読み)とちとじゆう

世界大百科事典(旧版)内の《土地と自由》の言及

【杉山元治郎】より

…20年大阪に転住し,賀川豊彦を訪れ,共に運動を行うようになる。22年1月雑誌《土地と自由》を創刊し,広く農民に呼びかけて4月日本農民組合(日農)を結成,組合長となる。26年労働農民党中央執行委員長,27年全日本農民組合(全日農)組合長,28年全国農民組合(全農)中央委員長となる。…

【日農】より

…(1)日本最初の全国的農民組合組織 1922年4月9日,賀川豊彦,杉山元治郎,山上武雄,古瀬伝蔵らを指導者として神戸で創立。杉山を組合長とし,機関紙《土地と自由》を発刊した。日農は,岡山県藤田農場,大阪府山田村,岡山県邑久(おく)・上道両郡,香川県伏石,新潟県木崎村などで発生した1920年代の代表的な大小作争議を指導した。…

※「《土地と自由》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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