《地獄の花》(読み)じごくのはな

世界大百科事典(旧版)内の《地獄の花》の言及

【永井荷風】より

…良家の風に反抗,1898年広津柳浪門に入り小説家を志す一方,落語家や歌舞伎作者の修業もした。初期の作品に〈明治30年代〉のゾライズムの洗礼を受けた《地獄の花》(1902)などがある。彼の特色が明らかになるのは,1903年から08年におよぶアメリカ,フランスの外遊体験をもとにした《あめりか物語》(1908),《ふらんす物語》(1909。…

※「《地獄の花》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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