《地理書》(読み)ちりしょ

世界大百科事典(旧版)内の《地理書》の言及

【ストラボン】より

…ポリュビオスの《世界史》以後の時代のギリシア・ローマ史を扱った歴史叙述47巻はほぼ完全に失われている。しかし,《地理書》17巻はゲオグラフィアと称された書物では最古のもので,その大部分が現存することから,今日彼は地理学者と称されることが多い。 《地理書》第1・2巻は序説をなし,ホメロス以来の地理学の歴史の紹介と,特にエラトステネス,ポセイドニオスらの数理地理学,自然地理学の批評にあてられている。…

※「《地理書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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