《塩原多助一代記》(読み)しおばらたすけいちだいき

世界大百科事典(旧版)内の《塩原多助一代記》の言及

【河竹新七】より

…脚色物に機知と趣向の才を生かし,洒脱と速筆でも知られた。代表作に《籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)》(1888年千歳座)はじめ《塩原多助一代記》《怪異談(かいだん)牡丹灯籠》《江戸育御祭佐七》など。【河竹 登志夫】。…

【塩原多助】より

…三遊亭円朝作の人情噺《塩原多助一代記》(1885年速記講談本刊)の主人公の名。円朝が友人の絵師から聞いた実話,江戸本所の炭屋塩原太助の成功談をもとに作り,高座にかけたもの。…

※「《塩原多助一代記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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