《大東地志》(読み)だいとうちし

世界大百科事典(旧版)内の《大東地志》の言及

【地誌】より

…地方史料が少ない李朝史研究にとって,各郡県の実情を反映する《邑誌》は単に地理資料としてだけでなく,地方の政治,経済,社会,文化の様相を伝える史料として高い価値をもつ。風水地理書や官撰地誌の限界をのりこえた科学的な地誌は,実学派の李重煥の《択里志》(1714)に始まり,《大東輿地図》を作った金正浩の《大東地志》(1850)で一応の完成をみた。【吉田 光男】。…

※「《大東地志》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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