《天学初函》(読み)てんがくしょかん

世界大百科事典(旧版)内の《天学初函》の言及

【リッチ】より

…中国側では大臣に昇った徐光啓,イエズス会側ではリッチが中心となり,ユークリッドの《ストイケイア》をはじめ,ヨーロッパの天文学,数学などの書物の漢訳が盛んに行われた。これらの多くは1602年に李之藻が編集した《天学初函》に収められている。その死にあたり万暦帝より賜った墓地が北京市内に残っている。…

※「《天学初函》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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