《子夜》(読み)しや

世界大百科事典(旧版)内の《子夜》の言及

【茅盾】より

…初め,外国文学の紹介に力を注ぐかたわら,革命の実践に加わったが,革命に悩む知識人の青年を描いた長編《》を発表して作家生活に入った。やがて長編《子夜》を発表(1932)。国際都市上海を舞台に,農村恐慌と内戦のさなか,外国資本と労働運動という腹背の敵に攻撃されながら苦闘する若き民族資本家を描いたこの作品は,中国現代文学史上における最初の全体小説の傑作となった。…

※「《子夜》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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