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《宇宙戦争》 うちゅうせんそう

世界大百科事典内の《宇宙戦争》の言及

【インベーダー】より

…一般に外部からの侵入者を意味するが,とくにSFにおいて宇宙からの侵略者に限定して使われることが多い。H.G.ウェルズの《宇宙戦争》(1898)は火星からの侵略を扱った古典的名作で,この作品のパロディとしてブラウンF.Brownの《火星人ゴーホーム》(1955)やプリーストC.Priestの《スペース・マシン》(1976)のような傑作が書かれた。また38年にO.ウェルズがH.G.ウェルズの《宇宙戦争》をもとに書いた放送劇が,これを現実の侵略を実況したものと勘ちがいしたアメリカ市民に恐慌をもたらしたことは有名である。…

【宇宙人】より

…1835年に新聞《ニューヨーク・サン》が大望遠鏡による月人観測のうそ記事を掲載して大騒ぎとなり,77年にG.V.スキャパレリが火星の筋模様を発見し,P.ローエルが《火星》(1895)という本でそれを運河であると主張してからは宇宙人の存在に関する議論が絶えることはなくなった。それも長い間火星人に関心が集中し,H.G.ウェルズが《宇宙戦争》(1898)において,重力と酸素量の関係で〈タコ型〉の火星人を想像してからは,この形の宇宙人が人々に親しまれるようになった。やがて,火星に知的生物が存在しえないことがわかると,遠い恒星系の惑星に関心が移り,宇宙人の想像図も多様をきわめるものとなった。…

【SF映画】より

…一方,ハリウッドでも,30年に初のSFミュージカル《50年後の世界》(デビッド・バトラー監督)が失敗するという例もあり,未来ものは当たらないというジンクスができて,SF映画はメジャー各社からは敬遠された。その裏には,パラマウントが,ウェルズの《宇宙戦争》(1898)の映画化を1925年に立案し,スペクタクル映画の巨匠セシル・B.デミルに白羽の矢を立てたが,デミルは興味を示さず,30年にはエイゼンシテインが,原作者の快諾を得て映画化を企画して果たさず,さらに32年にはヒッチコックがイギリスで映画化を企画し,製作者A.コルダが乗り気になったものの,映画化権を握ったパラマウントとの折合いがつかず,結局,コルダは同じウェルズの前述の《来るべき世界》を製作するに至ったといういきさつもある。そして38年には,アメリカで当時23歳のオーソン・ウェルズがこれをラジオドラマ化(《火星人来襲》)してセンセーションを巻き起こすことになる。…

※「《宇宙戦争》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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