《寄港地》(読み)きこうち

世界大百科事典(旧版)内の《寄港地》の言及

【イベール】より

…いかにもラベル後の世代の俊秀とよぶにふさわしい彼であったが,その音楽の根底にみとめられるアカデミズムは,ローマのメディチ荘館長(1936‐40,1946‐60),国立歌劇場連合総裁(1955‐56),アカデミー会員(1956)といった公的な要職を占めるにいたったことと,無関係ではないだろう。交響的組曲《寄港地》,ピアノ組曲《物語》(ともに1922),喜遊曲(1931),フルート協奏曲(1932‐34)あたりが日本でよく知られた作品だが,ピアノの小曲から大規模なオペラまで多くのジャンルを手がけている。【平島 正郎】。…

※「《寄港地》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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