《封建的世界像から市民的世界像へ》(読み)ほうけんてきせかいぞうからしみんてきせかいぞうへ

世界大百科事典(旧版)内の《封建的世界像から市民的世界像へ》の言及

【ボルケナウ】より

…20年代末から30年代半ばまでフランクフルト社会研究所に所属。大著《封建的世界像から市民的世界像へ》(1934)は,17世紀の数学的・機械論的世界観の成立を歴史的・社会的条件との連関において把握したもので,その方法論は日本の思想界にも影響を及ぼした。ナチスの政権奪取により34年イギリスへ亡命,スペイン市民戦争に参加し《スペインの戦場》(1937)を著した。…

※「《封建的世界像から市民的世界像へ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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