《市民法》(読み)しみんほう

世界大百科事典(旧版)内の《市民法》の言及

【スカエウォラ】より

…重要な法学者を輩出したノビリタス(新貴族)の家系に属し,執政官(前95)を経て,属州アシアにおいて模範的属州統治を行い(前95),さらに前89年以降神官団長(ポンティフェクス・マクシムス)を務めた。ギリシアの学芸の影響をうけて,市民法についての初めての体系的叙述である《市民法》18巻を著し,この著作はその後2世紀に至るまで注解の対象とされた。なお,彼の父Publius Mucius S.(前133の執政官)も政治家,法学者として著名。…

※「《市民法》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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