《帰省》(読み)きせい

世界大百科事典(旧版)内の《帰省》の言及

【宮崎湖処子】より

…1888年民友社に入り,《国民新聞》《国民之友》に多数の詩,小説,評論を発表。90年刊の《帰省》は,文明開化に汚染されぬ故郷への思慕をつづり,湖処子の田園文学の代表作となる。《湖処子詩集》(1893)や彼の編んだアンソロジー《抒情詩》(ほかに国木田独歩,松岡(柳田)国男,田山花袋など)(1897)中の新体詩は,農本的自然感情と宗教的敬虔さの融け合った清冽,平明な詩情を伝えている。…

※「《帰省》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android