《弘法大師行状記》(読み)こうぼうだいしぎょうじょうき

世界大百科事典(旧版)内の《弘法大師行状記》の言及

【空海】より

…鎌倉期には,これらの諸伝を基として各種の大師絵伝が制作される。その成立には確実な説はないが,梅津次郎によれば,13世紀半ばに《高祖大師秘密縁起》《弘法大師行状図画》が成り,1374年(文中3∥応安7)には東寺において《弘法大師行状記》が成立する。南北朝期以降は,上記大師伝の物語化,注釈化が行われる。…

※「《弘法大師行状記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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