《弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽》(読み)げんがっきだがっきとちぇれすたのためのおんがく

世界大百科事典(旧版)内の《弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽》の言及

【チェレスタ】より

…打楽器の一種。パリの楽器発明家ミュステルAuguste Mustel(1842‐1919)が1886年に考案した。弦の代りに調律された金属板を共鳴箱に入れ,それをピアノ・アクションを単純化した槌で打つようにくふうされ,したがってピアノと同じに弾くことができる。金属板を打った場合,基音より高い倍音が強すぎて音楽効果を妨げることがあるが,この楽器では共鳴箱の振動が金属板の基音を補強するので強い倍音が消される。…

【バルトーク】より

…ハンガリーの作曲家。現代における民族主義の代表的作曲家として知られる。農民の中に伝承される民謡を創造のよりどころにすると同時に,現代の音楽語法と結びつけることによって現代的ハンガリー音楽を確立した。また精緻な民謡研究でも知られる。 6歳で母親からピアノの手ほどきを受けたが,すぐに音楽的な才能を現し,11歳のときには公衆の面前で自作のピアノ曲《ドナウ川の流れ》を演奏している。1899年,ブダペスト王立音楽アカデミーに入学,ピアノをリストの弟子トマーンに,作曲をケスラーに師事した。…

※「《弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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