世界大百科事典(旧版)内の《成長と形》の言及
【トムソン】より
…エジンバラ大学で解剖学,化学,動物学,ケンブリッジのトリニティ・カレッジで動物学,生理学を学んでのち,ダンディーのユニバーシティ・カレッジの生物学教授(1884),セント・アンドルーズ大学の博物学教授(1917)を歴任。1917年に公刊した主著《成長と形On Growth and Form》(増訂版は1942年,抄訳は《生物のかたち》という邦題ででている)において,生物の形態学的問題を数学によって扱うという独創的な試みを展開し,相対成長の概念を提出した。この本は〈形〉の本質に迫るものとして,生物学者のみならず,建築家,美術家などにも大きな影響を与えた。…
※「《成長と形》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」