《支那の皇帝の鴬》(読み)しなのこうていのうぐいす

世界大百科事典(旧版)内の《支那の皇帝の鴬》の言及

【トルンカ】より

…チェコスロバキアの生んだ人形アニメーション作家。子どものためのメルヘン,おとなのための風刺劇,静謐(せいひつ)な詩的世界,壮大な史劇,不気味なSF,中世艶笑譚など,20年間に及ぶ映画活動期間に幅広く奥深い作品群を残した。 本来優秀な挿絵画家であり,人形作家であったトルンカは,まず〈セル・アニメ〉に取り組み,世界に類例のないグラフィック・アートを用いた《贈り物》(1946)をつくって注目を集め,アメリカのスティーブン・ボサストウやユーゴのドゥーシャン・ブコチッチなどに大きな影響を与えたが,トルンカ自身は〈セル・アニメ〉の表現の可能性に疑問を抱くと同時に,動画の作画工程で自分の絵の味わいが損なわれる点に不満をもち,人形劇の体験を生かして,前人未踏の人形アニメーションの世界をつくりあげた。…

※「《支那の皇帝の鴬》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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