《政治学大綱》(ラスキ)(読み)せいじがくたいこう

世界大百科事典(旧版)内の《政治学大綱》(ラスキ)の言及

【ラスキ】より

…ラスキは多元的国家論者として,国家は教会や労働組合などの団体とまったく異ならないとした。しかし同時に,国家は調整役として社会の〈かなめ〉にあるとした点で修正多元国家論者とされた(《政治学大綱》,1925)。その後,ファシズムの台頭にともなってマルクス主義に接近し,計画経済のうえに立った民主主義(計画的民主主義)の実現を主張した(《現代革命の考察》,1943)。…

※「《政治学大綱》(ラスキ)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android