世界大百科事典(旧版)内の《数学原論》の言及
【数学】より
…位相数学と代数学とを用いて解析学を研究する方法を,そのころ日本では〈位相解析〉と呼んだが,その後世界的に行われている用語に合わせて〈関数解析〉と呼ぶようになった。 1930年代からフランスの数学者グループであるブールバキが《数学原論》を著し始めた。集合論から始め,代数学と位相数学にもとづいて,全数学を公理的に記述しようとするもので,いわばユークリッドの《ストイケイア》の現代版である。…
※「《数学原論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」