《文芸首都》(読み)ぶんげいしゅと

世界大百科事典(旧版)内の《文芸首都》の言及

【同人雑誌】より

…文芸,社会思想がたがいに競い合った明治末年ごろから青年グループによる雑誌の刊行がさかんとなり,昭和初年には〈同人雑誌の全盛期〉(高見順)となった。第2次大戦の衰微期をはさんで保高(やすたか)徳蔵・みさ子がつづけた《文芸首都》(1933‐69)は長期にわたる新人発掘の努力で名高い。なお,英米でリトル・マガジンと呼ばれる文芸雑誌の伝統は,非営利という特徴で同人雑誌と共通しているが,既成の作家や評論家の芸術主張を主にしていて,若手の習作などの場ではない。…

※「《文芸首都》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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