《新生》(島崎藤村)(読み)しんせい

世界大百科事典(旧版)内の《新生》(島崎藤村)の言及

【島崎藤村】より

…《家》執筆中に妻を失った彼は,家事手伝いの姪と過失を犯し,予想される非難を避けて1913年渡仏,16年まで滞在した。この間の経緯は退廃からのよみがえりを主題として,《新生》(1918‐19)に描かれている。社会的に葬られることも覚悟したこの告白は,むしろその誠実さによって評価され,彼は生涯最大の危機を切り抜けた。…

※「《新生》(島崎藤村)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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