《日本料理法大全》(読み)にほんりょうりほうたいぜん

世界大百科事典(旧版)内の《日本料理法大全》の言及

【料理書】より

…江戸時代には刊年の明らかなものだけで,200点に近い料理書が刊行されているが,書名を変えただけの重版も多い。 幕末から明治にかけて西洋料理が移入されると,皇室の公式な料理も日本料理からフランス料理に変わるが,こうした状況のなかで日本料理の集大成がはかられ,1898年には,それまでの多くの料理書を基礎にして《日本料理法大全》が刊行されている。日本料理【原田 信男】
[ヨーロッパ]
 料理書の存在理由は,日常的な食生活になんらかの変化をつけたいという願望が食べ手の側にあり,その意をくんで料理をする側が材料の組合せの変化,味のつけ方にくふうをこらすヒントとして利用することにある。…

※「《日本料理法大全》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android